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●2011年の旅

 今年も北海道のスキーから入る。1年ぶりにサホロに向かう。うまいものが食いたい。
 海外はシリア・ヨルダン、そしてロシアに行っておきたい。上海は仕事を兼ね5-6回か。
 夏/秋は山でしょう。問題は体力です。キナバル山は無理だろうか。
 3週間ぐらいベトナムで暮らしてみたい気もする。

●1万円の一人旅(西伊豆松崎)  12/23-25

       松崎港から                   なまこ壁                八方睨みの龍/長八                  松崎の夕日


    達磨像/長八              猫です                       雪の富士

 伊豆でも西伊豆は東や中とはちがった顔を見せる。
 交通の不便さもあり人は少ないが、これが伊豆好きにはたまらない。
 南北に伸びた海岸には小さな入り江が連なっており、北から戸田、土肥、堂ヶ島などはよく知られているが、
 その間の宇久須、田子、雲見、子浦、妻良などを訪れていれば伊豆好きと認めよう。
 1泊目は西伊豆では古い町並みの残る松崎に、
 翌日は金山から発見された湯、土肥の温泉に泊まる。
 今年も大事な友を失くして年を越す。

 宿泊代:2泊で\14,000(飲物代込み)、交通費:往復バス\2,000

 ・西伊豆に赤い陽落ちて年を越す
 ・松崎の入り江の長八 なまこ壁
 ・土肥の湯になんどい(土肥)こうがほっとい(土肥)て
 ・ヤブ歌はヘボ写に似たり 富士の雪 

 ★年の瀬の
  西伊豆の
  海白し
  友の逝く
  三途の海よ
  穏やかであれ       悠遊人

 みなさま、どうぞ良いお年を!

●1万円の一人旅(伊豆熱川)  12/4-5

    熱川といえば温泉                 そして釣り              城ケ崎吊り橋               熱川の朝日

     熱川の日の出                  熱川海岸                 城ケ崎の海                  城ケ崎沖
 

 
もう4-50回は来たと思うが、来るたびに伊豆というところは何とすばらしいところかと思う。
 おそらく皆さん気づいてないに違いない。世界でもめずらしい海と山に恵まれた地域。
 特にお教えるつもりもないが、青い海と個性ある山川。
 それほど広くない一帯に豊かすぎる海の幸、山の幸。
 仏コートダジュールもマっ青というところなのだ。

  いつ(伊豆)来ても
  湯の香あふれる
  熱川に
  海の幸あり
  山の幸あり

 予算;交通費JR&伊豆急 約\6,000
    旅館       約\6,000(別注金目鯛の煮付込)

第81回上海医療研修 (11/21-26)
  
       豫園商場                 解剖学講義1                  解剖学講義2−関節

当社は約15年にわたり、上海、北京、天津で80数回の医療研修を実施してきました。
整体や推拿マッサージの世界に、我々は西洋医学における解剖学を実践的に広めてまいりました。
それは解剖学の実践なくして、整体も推拿もカイロもタイ式もエステもないだろうと思うからです。
それぞれプロといわれる領域に到るには、人体解剖の実践なくしてはありえません。

 万博が終わった上海の街は思った以上に静か。車もスムーズに流れ、一部の土産屋では閑古鳥が
鳴いている。
日中お互いの旅行者は半分ほどに減り、二国間の政治的トラブルの影響が顕著だ。
オリンピック、万博と大きな行事が終わり、中国はいったいどこへ向かうのだろう。軍事大国か
それとも民主国家か。
今は経済力の伸展に合わせ、軍事力を大幅に増強し、周囲の国を威嚇する。
ただ共産党の権威が落ちていく中で、この13億の塊がただただ暴走しないことを祈るだけである。

昭和記念公園 11/14     日本の秋は美しい!

バリ島 同窓旅行同窓友人Sの弔いを兼ねて)           (10/29-11/3)
     
    バロンダンス                 ウルワツ寺院               ケチャックダンス                   ティルタ・エンプル寺院

今回2年ぶりのバリ島は、大学の旧友との同窓会旅行です。

1日目:GA881便にて11:00発、夕刻バリ島着
2日目:ベサキ寺院、キンタマーニ高原観光、テイルタ・エンプル寺院、ウルワツ寺院でのケチャックダンス鑑賞
3日目:バロンダンス鑑賞、トゥガラランの棚田、ゴヤガジャ、ウブド/ネカ美術館、ウブド市場見学
4日目:トローリング/ショッピング、バリエステ、
5日目:なんにもしない1日、タナロット寺院夕陽鑑賞、深夜発帰国へ
6日目:早朝帰国

 インドネシアではまず仏教が入り、ついでヒンドゥが、その後イスラムが侵入し、追われたヒンドゥ教徒はバリ島に
逃げこみました。だからバリ島にはヒンドゥの文化・文明が凝縮しているのです。踊りも音楽も絵画もすばらしい
ものがあり、今回はそれらを楽しみます。

   
  タナロット寺院(1)              タナロット寺院(2)                 ホテルレストランのトカゲ            ホテルのプライベートビーチ


●奥日光 西ノ湖 
(10/15-16)                  2010.17悠遊人

 
今回は奥日光西ノ湖(サイノコ)を目指しました。それはメインルートから外れた、
 忘れたような静けさの中にひっそりと佇んでいました。

     西ノ湖への道(1)                西ノ湖への道(2)                   西ノ瑚(3)                西ノ瑚(4)
 
日光といえば湖:中禅寺湖、湯の湖、西ノ湖
 日光といえば滝:華厳の滝、竜頭の滝、湯滝、霧降の滝など見逃せな い。それぞれの個性が光ってる。
 日光といえば湿原:戦場ヶ原、小田代原は尾瀬と並んで日本最大の高層湿原
 日光といえば山:男体山や奥白根は登っておきたい。関東以北の最高2峰
 日光といえば神社仏閣:東照宮、二荒山神社、立木観音
 さらに日光といえば温泉、湯葉、牧場、鹿、そして紅葉ってか。

 この辺を味わってから日光ケッコウといって欲しい。
 紅葉は例年より1週間送れ。来週は最高でしょう。

      秋の貴婦人                  竜頭の滝(1)                竜頭の滝(2)                 菖蒲が浜

上高地,そして乗鞍(9/25-26)                         2010.09.27悠遊人
 
   
     バスセンター             明神池                梓川の清流1             梓川の清流2(水藻)

 
台風が近づいており、天気図を睨めながら前々日宿と高速バスを予約。

7/25(土)7:00発臨時の高速バスで松本へ。台風接近のせいか渋滞なし。10:20着
 10:25発の上高地行きバスで終点のバスセンターへ。今回は向かうのは明神池だ。

 天気は曇りときどき晴れ。山は見えないが空気が美味しい。そして何よりも水がきれい。河童橋から梓川を
 登り明神池へ。神社があり、なぜか池を見るのに入場料¥300だと。

 15:15発のバスで親滝乗換え乗鞍高原へ。16:30着 ロッジCにチェックイン、客は他にオートバイ野郎が1人だけ。
 夕食は飛騨牛とマツタケの石板焼、イワナの姿焼き、タテガミ部位の馬刺し、ほおば焼きときた。
 風呂はかけ流しの木造り貸切風呂とはたまらん。そういえば近くには白骨温泉があるのだ。

    
    剣が峰から御岳を望む         槍・穂高方面                コロナ天文台           信仰の山-乗鞍

 7/26(日)5:15起床、予想通り台風一過のいい天気である。
 6:10発 畳平2、700mまで一気に登る。早出のご来光バスが数台戻ってきたようだ。
 途中、今でも残る大雪渓や乗鞍の最高峰剣が峰が見えてくる。2,500mを過ぎればハイマツなどの低木樹
 しかない世界。やはりここは天国に近い信仰の山。

 7:20 宿で用意してくれた握り飯をひとつパクつき、いざ登山開始。
 気温は5-6度だろうか、風が冷たいし、呼吸をするたび肺が痛い。空気も薄いのだ。
 8:00 肩の小屋、ここまで来ると山らしくなる。目の前に剣が峰がそびえ、振り向けば東大のコロナ天文台。
 9:00 ガレ場を登り剣が峰頂上へ。3,026m。頂上にはなんと神社が、ウームやはり信仰の山じゃ。
 目の前には槍や穂高がそびえ、昨日歩いた上高地も見える。反対側をみれば御嶽山の独立峰が美しい稜線を
 描いている。また昨日泊まった乗鞍高原一帯は、かつて東に流れ渓谷を埋めた溶岩流の上に形成された
 大地であることがはっきり見て取れる。乗鞍は御嶽山とともに来たアルプスでは珍しい火山なのだ。
 火山は時に美しい稜線を描くもの。

 残りのにぎり飯を喰らい、天空の別世界に小1時間も我を忘れていたようだ。
 10:00下山開始。肩の小屋でしばし休憩。このころには大勢の登山客が集まってくる。
 みなさん、がんばって登ってください。

 11:30 畳平着、お花畑を一周する。残念ながら花は咲き終わっている。今年は紅葉もまだ始まっていない。
 九月はちょうど狭間の時期で、多少の渋滞は避けられるということだ。

 12:50 平湯温泉行きバスで平湯へ、今日初めてのビールとそばを掻っ込んで
 14:30の新宿行きの高速バスに乗る。
 21:00 予定より1.5時間遅れで新宿到着。お疲れ!
     

木曽駒ケ岳/千畳敷カール(9/3-4)                 2010.09.6悠遊人
 
   
    宝剣岳と千畳敷カール              乗越浄土から南アルプス方面           目の前には御嶽が             遠方八ヶ岳を望む

 ここは木曽駒ケ岳頂上です。2956mは中央アルプス最高峰です。気温12度Cほど。
 天気がよければ当然360度見放題です。富士も槍も甲斐駒も八ヶ岳も全〜ぶ見えます。
 老若男女いっぱい来てます。最近は「山ガール」といってオシャレな若い女性も目立ちます。
 私はオバさまがたを「山婆:やまんば」と呼び、若いのを「山婆ギャル」と名づけました。

 さてここには千畳敷という圏谷:カールがあります。今回はこれを見に来たわけです。
 カールとは氷河が削ったお椀型地形で、1-2万年前までは日本にも氷河があった証拠といわれています。
 カールは他にも北・南アルプスの標高2700mあたりや日高山系にも見られるようですが、
 今回私の見解をいいますと、
 この山は花崗岩から成立っており、この深成岩は結晶が大きいため、地表に出ると以外に脆く、気温差による
 結晶の膨張差で崩れていきます。カールの成因にはあの数キロ〜数十キロもある氷河と違い、ごく狭い地域に
 お椀型地形とモレーンまで作るというのは、どうもこの花崗岩の特質に関係すると睨んでいます。
 つまり日本のカールとはおそらくその一帯は花崗岩などの深成岩岩体であろうということです。
 (意見があればお聞かせください)

 なお、ふもとの駒ヶ根市は光前寺などの名刹とお洒落なホテルがいくつかあり、とてもいい環境です。
 白馬村同様もうちょっと標高(ここは標高800mほど)があれば避暑地としていうことないんだけど・・・

 今回の費用:交通費(高速バス&ロープウエイ/\10,000、ホテル代\6,500素泊)

 ★菅の台バスセンター6:00→6:50しらび平ロープウェイ乗車→7:00着、7:10登山開始→8:10乗越浄土→8:40中岳→
  9:10木曽駒頂上(食)、10:00頂上出発→11:30千畳敷剣ケ池→11:45ロープウェイ駅(中食)→12:45下りロープウェイ→
  しらび平13:15→菅の台バスセンター13:50、といったところ 
 ※朝一番で動かなければバス、ロープウェイそれぞれ渋滞2時間待ちとなりますのでご注意。
  山は昼には下山するように行動しましょう。地図とコンパス忘れずに!

大子の花火と袋田の滝(8/13-16)                 2010.08.17悠遊人
 
   
          大子の花火1.2                       圧巻/灯篭流し                    袋田の滝

 大子とは茨城県最北の町である。JR水郡線が走り、久慈川の清流には鮎が遊んでいるよ。
 そこで開催される盆の花火は今年3500発とか。花火を楽しむよりお祭りを楽しむ風情。
 数百、数千もの灯篭流しが圧巻。

 田舎ではゆかたゆうがた盆花火

 となりには日本三大瀑布「袋田の滝」--別名 四度の滝 がある。

栂池高原 
(8/7-8)                           2010.08.09悠遊人

 あまりの暑さに高原のそよ風が我をいざなう。こっちおいでー。
 こうなればもう逆らえない。 
 は
 
    白馬の夕景             栂池自然園1.2.3.4 ツガとアヤメ、ニッコーキスゲとワタスゲ             

  
 前日さっそく白馬の旅館と高速バスへTEL、7日の予約を確保、白馬は昨年秋の紅葉と冬場のスキーに次いで3度目だ。
 今回目指すは「栂池の自然園」散策だ。標高約2、000mに吹く風はこのムシムシしたけだるさをおもいっきり吹っ飛ば
 してくれるに違いない。 

  9時のバスで一路白馬八方へ、高速バスは同時刻2台に増えたらしく10人も乗ってっていない。
 渋滞で2時間遅れだが、今日はまあ着ければいい。15:30旅館着。和田野の森を歩いてみるが、ここの雰囲気は
 北ヨーロッパかスイスアルプス。とても雰囲気がいいのだ。夕方から夜にかけひと雨が通り抜ける。

 
(8/8)8:30発のロープウエイ、ゴンドラを乗り継いでさっそく栂池自然園へ。すでに標高は1800mトシのせいか
 麓から登る元気はない。
 終点に着いてみれば予想通りの涼しさ(20度前後)と高層湿原が目の前に。ただ天気だけは予想に反し、曇っている。
 ニッコウキスゲやワタスゲ、アヤメ、オニユリ、コバイケソウ、・・・が真っ盛り。イワナが泳いでいるのも見える。
 ただ2,000m以上はガスの中で、見えるはずの白馬大雪渓がみえなかったのが心残り。
 これはいつか再挑戦しなければならない。
 途中で飲んだ雪解け水のうまいこと。ペットボトルを空けて持ち帰ったほど。

 午後から天候がさらに悪化の気配。早めに切り上げ、1時間早いバスに変更したが、帰りもやはりひどい渋滞で2時間
 遅れとあいなった。高速の無料化反対。
 高層湿原は天国の庭じゃないか、とフと思う。
      

江東の花火 (8/1)                           2010.08.02悠遊人
 
   

 こっちに転居してからこの花火はずっと見続けている。もう5,6回目になるだろうか。
 何度も見てると、どのあたりで見ればいいか、何を持っていけばいいか、どういう構成か、帰りはどの道が
 空いてるか、などわかってくる。
 旅行にも言えることだが、1度の旅行ではその土地のいいところが見えないものだ。気に入ったところが
 あれば何度でも足を運べばいい。そうすればもっといい旅ができる。

なぜ箱根か? (7/16-17)                    2010.07.18悠遊人


    須雲川                桃源台                  元箱根                アジアからの客           芦ノ湖 

 私の旅のステージは五段階あります。
 第一段階:誘われて行く旅、修学旅行や家族旅行、いってみるか、という入門レベル
 第二段階:自分から出かける旅、今年はここへ行くぞ、という基礎レベル
 第三段階:テーマを追いかける旅、遺跡どうしのつながりや人類の移動を追いかける
      高山植物を追いかける、各国のスキーゲレンデ比べなどなど、中級レベル
 第四段階:住み着いてみる旅、気に入ったところにまとめて住んでみる。
      夏涼しいところで冬あったかいところ、ロングステイなど、上級レベル
 第五段階:安住の地、ユートピアの世界に住む。
 
 箱根は気に入っているので何度でも足を運ぶ。私には第三ステージだ。
 今回の宿は箱根湯元、天成園にお世話になりました。(交通費\7,000、1泊2食\12,000ほど)
 なぜ箱根かといえば、

 1.この近さに(東京から1.5時間)に山があり、水(湖)がある。交通費も安く済むということ。
 2.箱根一体は今までの団体宴会型旅館から脱皮した温泉スパリゾートといえる。
 3.個人にも外国人にも対応できるホテル・施設がそろってきた。
   シングルも利用しやすい洋室中心。カードキー、部屋にはパソコン常備など。ただ、いまだに
   チェックアウトが10時とは理解しがたい。早く12時にしてもらいたい。私の
 4.日光もこれに次ぐが、宿泊設備がまだそろっていない。個人利用に不便なのだ。1週間ぐらい
   のんびりできる手ごろな宿がほしいものだ。
 
第76回中国医療研修とEXPO上海(6/20-25)           2010.06.29悠遊人


  日本産業館             石油館               スペイン館             人体解剖学

 中国の医療研修ももう76回目にもなる。
 今回は万博と日程が重なり渋滞が心配されたが、道路事情はよくなっておりむしろ前回よりスムース
 に走れた。

 問題は便乗値上げである。ホテルも貸切バスもレストランも30〜40%UPしている。もちろん物価が
 あがっていることもあるがやはり高くなった、という印象だ。ブランドものをはじめむしろ日本のほうが
 割安で、中国人が買い物に大挙日本に押しかけるのもわかる。

 一指禅推拿からこん法までじっくりと本場の手技を学び、最終日の人体解剖学まで、相当内容の濃い授業
 が受けられみなさん大満足です。特にレベルの高い方ほど得るものは大きいようです。
 なぜこんなすばらしい研修に参加しないんだろうとは、いつもどおり参加者全員の感想です。 

 夕食後、希望者だけで万博に向かったのですがこのオプションは500元だとあまりに高く、これを断り、
 地下鉄を利用し出かけましたが、有名館は4-5時間待ちと身動きとれず。中国の田舎の人には面白いかも
 知れませんが我々が来るところではないようです。園内を循環バスで一周し、早々とタクシーを捕まえ
 ホテルに戻った次第。万博はまっこと辛苦了。

 次回海外の夏はボルネオ、秋はバリ島から


旅とカメラ                                   10.05.16悠遊人

 旅に持っていくカメラは何がいいかって?
 軽いこと、小さいこと、そして画質がいいことさ。
 今時のデジカメはレンズと画像処理で決まる。
 特に重要なのはレンズとその構成だ。画素数はせいぜい10メガあれば十分でしょう。
 私は今までPENTAX,NIKON,OLIMPUS,CONTAXと使ってきたが自分のイメージに合うものはCANONに
 落ち着いた。現在G11とIXY-10を使っている。
 カメラはまずレンズメーカーのものじゃないと使う気になれない。
 IXY-10は非常にコンパクトで使いやすい。胸のポケットにスッポリ納まる。常に持ち歩ける。
 ただどうしても直径1cmほどのレンズでは解像度は落ちる。
 そこでやや大きいがG11も持ち歩くことにした。まあこの解像度があればあとは本人の腕次第だ。
 といっても今のカメラは夕刻の撮影、逆光、シンクロ撮影などほとんど自動でやってくれる。
 一眼レフなど図体のデカい/重いのは著しく行動性に欠けるので遠慮する。
 山岳やスポーツ写真をやるならともかく、いかにもシロートおたくな感じ。クールに行かなくっちゃ。
 重要なのはシャッターを推すタイミングである。それには常にカメラを持ち歩くことが重要である。


   修行僧:海から帰るIXY-10                     九寨溝IXY-10                     田子坊の女IXY-10

 続バンコク (5/2〜6)                        10.05.07悠遊人  

 クラビに5日間滞在し、バンコクに移動。
 目的だって?
 それはいつでもそこに暮らせるか、どうかだ。カッコ悪く言えばそこが死に場所となるか、探っている。
 ただここはあまりに暑い。なんせBTSを降りたらメガネが曇るのだ。ホテルを出たとたん曇ったメガネでしばらくは
 動くに動けない。野たれ死ねば3日で腐る。
 これだけ暑いとムルソーのように人でも殺しかねない。

 もう10数回も来たというのに、結論はいつも同じ、こんなクソ暑いとこには住めねえ、と。 
 
だがまた来てしまうバンコック。


  サイアム:道路封鎖続く           ホームプレイス/朝食           ホームプレイス/シングルルーム        エンポリウム3Fネットカフェ(30分40バーツ)


  ゲストハウス入口            ワットポー仏群                                       ワットポー治療院/角質取り

クラビ/アオナン&ピピ島(4/27〜5/2)                  10.05.02悠遊人

 旅行ヤの一番の基本は自ら旅行することだ。年に90日以上、これをン十年実践してきた。
 今回はタイ南部クラビKRABIに決めた。場所の選定?それは神から啓示が降りてくる。
 次の行き先はいつもただひとつ。なあーに、地図を眺めていると次は此処へ行け、となるのだ。ン十年旅を続けていけば
 自然とこうなる。

  ネットでUAバンコク線を取り、AIR・ASIAでクラビを予約、同時にクラビのホテルを決めたのは出発4日前だ。
 バンコクではデモで騒いでいるとのことだが、外務省のいうことなんか全く当てにしていない。やつらは自分たちの仕事を
 増やさないように情報操作しているのがミエミエだからだ。

  どうだ!このアオナンビーチの穏やかさは。かつて津波の犠牲になったピピ島のコバルトの海は。ここでは海の中を
 緑の河が流れているよ。
   
       ピピ・レイ/MayaBay                      ピピ・ドン/TonSaiBay               ピピ・レイ/PiLehBay

   
    アオナンビーチ: 昼下がり                 アオナンビーチ: 夕景                 バンブー島    

追いかけて桜(その2.三春の桜、4/24-25)            10.04.26悠遊人

  
           三春滝桜

 4/24(土)晴れ曇り、一時雨、今回は福島へ桜を追いかけます。

 新宿8:00発、高速バスで須賀川へ、事故渋滞で12:10着 そこから車で三春へ、
 まず釈迦堂川桜、そして紅枝垂れ地蔵桜、ついであの三春滝桜へ。
 これは岐阜根尾谷の漆墨桜、山梨北杜の神代桜とともに日本三大桜だそうな。
 樹齢1000年以上、エドヒガン系のベニシダレ桜である。今年は1週間遅れで本日満開なり。
 その後、合戦場の枝垂れ桜、安達が原の桜をみて岳温泉へ。

 宿泊は東三番館、ここは陽日の郷あづまやの別館
 清潔で緑白色がかったかけ流し温泉と、量は少なめだが内容のいい夕食、満足の朝食
 岳温泉の桜は高所のせいかまだつぼみ。

 4/25(日)晴天
 
 まず、二本松の霞城へ。本丸へ登ると雪をかぶった安達太良連峰が真正面に。
 こちらのソメイヨシノも満開である。なんと眺めのいい城か。
 さらに再び三春に向かい、途中大塩の枝垂れ桜、三春に入り福聚寺、そして水芭蕉の咲く
 真照寺、最後にカタクリの群生地を見収めとして再び須賀川から高速バスで池袋へ。

 花花万歳福島県!ありがとう。
 
 予算:バス代¥7,000 宿泊代¥7,600

   
   合戦場の枝垂れ桜            大塩の桜             福聚寺の枝垂れ桜


桜咲く(1)---隅田川と上野公園(4/3)              10.04.03悠遊人
 
   
     隅田川1             隅田川2                 隅田川3                隅田川 4

  

 久しぶりに都内の桜を観に出かける。
  桜には土手と小川がよく似合う

 先日友人を病気で失う。
  >> 友危篤 もっと早よ咲けさくら花 >>
 
    
     隅田川5            上野公園1              上野公園2                葛西臨海公園



白馬八方滑り収め    (3/19-22)               10.03.23悠遊人
 
  

3/19(金)9:00新宿発の高速バスで白馬八方へ、12:30到着
 昨年10月の印象忘れがたく、今回はスキーにやってきた。相変わらず美しい白馬の山々。
 宿も同じだ。バスセンターまで迎えてもらい、さっそく宿へ。

3/20(土)天気快晴。8:00のゴンドラに乗り、頂上を目差す。ヤル気満々である。
 なぜかやたらと暑く、ギラギラした天気、雪はベタベタだ。9:30の休憩のあと、11:30には
 ビールタイムになっていた。午後は迷って国際コース(上級)のコブに突っ込み、筋肉・関節痛
 のため本日は終了となった。14:00終了とは今日のヤル気はどこへいったのか。

3/21(日)昨晩、低気圧が通り抜けたらしく、周りの木々が一晩中ヒューヒュー鳴っていた。雪も結構
 降っているので、10:00に出かけたのだが、あいにくゴンドラは止まっており、1時間半待たされ、
 やっと兎平まで。
 着いてみるとガスとベチャ雪とさらにメガネにも雪が積もり、曇ってどうにもならず。
 今日も1本で終了、ビールタイムとあいなる。

3/22(月)本日は昨日と打って変わって快晴。しかしどうもヤル気なし。15時の便を11時の便に変更し
 早めに引き上げる。連休最後の日で2時間半の遅れで新宿到着。

 スキーは満足できるものではなかったが、白い山々を見てるだけで充分幸せなひとときであった
 としよう。

 予算:宿泊代3泊6食、リフト券付    ¥31,500
    バス代 往復           ¥8,500  
     スキー用具持参             0   
    と飲み代別で          約4万円 であった。

1万円の温泉1人旅(2) 信州白樺湖  (2.20-21)    10.02.21悠遊人
 
  
   ホテル&蓼科山               白樺湖ロイヤルヒルスキー場            

2/20(土)2日前土曜の空きを見つけ、急遽白樺湖へ。場合によってはスキーが楽しめるかも。
 いつもの新宿西口を8:00に出発、中央道を富士を前方左に見ながら一路西へ。山梨に入ると
 左手に南アルプス。そして右手には青い空をバックにくっきりと八ヶ岳が美しい。
 12:10ホテル着。標高は約1500m。白樺湖は雪に隠れて見えないが、正面にロイヤルヒル
 スキー場
。左手奥には2500mの蓼科山がコニーデ型の山体をなびかせる。

 白樺湖ビューホテル。一度は泊まりたいと思っていたホテルだが、やはり古さは隠せない。
 午後の数時間ではスキーを滑る気はないが、雪を被った山々を眺めるだけで幸せである。

 風呂にゆっくり浸かり、午後はカービング観戦だ。対英国で大勝だった。
 夕食はいつものバイキングで、土曜のせいか大渋滞だ。それでも下田の時より、メニュー
 も多く、相変わらず飲み放題のビールと日本酒をしこたま胃袋に収め、引き上げる。

2/21(日)今日もいい天気だ。やはり午前の2,3時間ではスキーを滑る気が起きず、ただスキー
 場と雪を被った山々を眺めていた。ただ心地よいひと時だった。

 12:30バスで新宿に戻る。やはり八ヶ岳の美しい山並みがとても印象的だった。15:30着。
 日本の山はなぜこうも美しいのだろうと考えてみて気がついた。それは火山と構造的に
 できた山々とが混在するからなのだ。

 予算:宿泊代¥6,800、バス代¥2,000、入湯税を入れて約¥9,000


2010年初滑り--3年ぶり富良野   (2/3-6)     10.01.08悠遊人   
 
    

2/3(水)ANAスカイホリデイで3年ぶりに富良野へ。ここ2年は連続サホロだった。
 10:40羽田をゆっくり出発、旭川から送迎バスで約1時間、14:00ホテル着。気温なんと-13℃
 いつもの通りスキーは中2日の予定。今日は町に出てラーメン餃子を味わい、ゆっくり風呂に浸かる。

2/4(木)昨日の吹雪は一転、いい天気とすばらしいパウダースノー。午前中は北の峰ゴンドラ3本のみ。
 昼飯後天気が崩れだし、午後もゴンドラ3本で早めに引揚げる。1本は約3km。
 ここフラノもオーストラリアからの客が目立つ。

2/5(金)朝の気温-17℃、それでもスキーのときは寒さはほとんど感じない。今日は富良野ゾーンを
 滑る。ここは101人乗りの高速ゴンドラが稼動している。
 午前中4本。午後は吹雪の中をがんばって5本。午後は新雪が被って久しぶりに気持ちいい滑りが
 できました。1本は2.3km。

2/6(土)出発までのんびりし、10:40発の送迎バスで空港へ。30分遅れの13:20発の機は相当揺れ、
 15:00羽田着。東京は0℃と暖かかったにもかかわらず、身体の芯から寒さを感じました。
 基本料金¥32,500に夕食代、リフト代、レンタルスキーを含め約5万円とリーズナブルでした。

 来週からのバンクーバー冬季オリンピックが大いに楽しみです。


●1万円の温泉1人旅(1) 伊豆下田1.24(日)-25(月)         10.1.26悠遊人


    爪木崎の水仙                  玉泉寺                     ペリーロード      

 1/24(日)1万円で温泉をめざし、伊豆下田に向かう。
1万円とは、交通費+宿泊代(2食付)込みのこと。いかに交通費を安くあげるかがポイントである。

 新宿発08:00 西口から直行バスで4時間走り、伊豆の下田へ。天気はすこぶる良し。雪を頂いた
富士山が右手に見送ってくれている。もう100回は通ったであろう懐かしの伊豆東海岸を一路南に下る。
バスはほぼ満員、平均年齢は65歳といったところか。たまに母親に付き添う娘とか孫連れがチラホラ。
12:10、途中二度の休憩を経て下田のホテルへ。今宵の「はな岬ホテル」はかつて下田では黒船ホテル
や大和館に次ぐ有名ホテルであったが、4年ほど前に伊東園に吸収されたようだ。位置的にちょうど
寝姿山と下田湾の間に建っている。

 通常、一人旅はなかなか受け入れてもらえず苦労していたのだが、昨今の不景気で受け入れ可
というところが現れてきたようだ。今回はホテル代¥7,800とバス代往復がなんと¥2,000である。
まともにJR踊り子で来れば交通費だけで往復¥12,000するんだし。
部屋はツインのベッドルームだが、和室も可なり。

 さっそくチェックインし、近くの道の駅内「さかなや」で金目の刺身を食す。
そしてすぐ定期バスに飛び乗り、爪木崎へ。なんと30年振りである。

 やや時期を過ぎたが、この寒い1月に、この岬一面に水仙椿が自生している。ゆっくりと登って
灯台に向かう。海の向こうは伊豆七島がすべて目の前だ。ただ八丈だけは遠く見えないが・・・

 帰りにハリスが領事館とした玉泉寺へ。ペリーと来て亡くなった船員の墓五体。下田湾を望む
高台に並んでいる。本人はどうか知らぬが、異国で亡くなるのは私には本望と思う。

 さてホテルの風呂はもちろん天然温泉で、3階の露天風呂からは下田湾が眼下に拡がっている。
夕食はバイキング・・・私はこれが好きではない。いかにも味気なく、第一メインの料理がない。
メインばっかり食われてはホテルの予算が合わないだろうし、好きなものばかり選んでいては自身の
健康に悪いだろうし、やはり日本料理は吸い物、煮物、焼き物、活き造り・・・と一連の流れで食して
いかねばならんものなのだ。朝飯ならまだ許せるにしても夕飯のバイキングはいかんぜよ!

などと文句をいいながら、飲み放題のビールと日本酒をしこたまお代わりをして、引き上げる。

 1/25(月)昨日自宅に残した貯金通帳と印鑑が気になり、電話で会社の者に印鑑を預かってもらう。
どうも注意力が落ち、散漫になっている。これ外国では通用しない。いま財産の半分を持っていかれれば
さすがに落ち込むだけではすまないことになる。その気分とは大枚はたいて家を建てた直後、地震に
あって建物が全壊したようなもんじゃろか?

 気分を一新し、下田の町を散策へ。気持ちのいい朝だ。13時の出発までブラブラするにはちょうどいい。

まずペリーロードを歩いて了仙寺へ。
ここはペリーと日米和親条約を結んだ由緒ある寺である。
隣の博物館にはそのときの資料が揃えてあるよ。
ペリーの顔はまるで鬼瓦。青い目に赤い顔。このひげもじゃの大男にはさすがにビックリじゃろう。

 さらに歩いて唐人お吉の菩提寺である宝福寺へ。

ペリー、ハリスと唐人お吉、そしてこの宝福寺、たまたま嵐で船が避難中だった土佐15代藩主山内容堂
勝海舟が謁見し、土佐を脱藩していた坂本龍馬の赦免を得たという、まっこと日本史にとって重要
な寺なんぜよ。以後、龍馬は勝海舟のもと、東奔西走の大活躍をするのである。
なんとお吉と龍馬が宝福寺で交差した!! もっとも二人が会った確証はないが・・・

 そして再びペリーロードを下り、ペリー上陸の地に立ってホテルに戻る。
出発まで朝風呂に浸かり、地魚の寿司を食い、13:30発のバスで新宿に戻ったのは18時を少し回った頃。

途中、熱海の寒桜はそろそろ見ごろを迎えそうであった。

   
      ペリー               唐人お吉               ペリー上陸の地

次回の「1万円のひとり旅」は熱海か稲取あたり、2-3月予定
春先は新緑の鬼怒川・川治あたり 4月予定。
月1〜2回のペースで出かけます。

来週はフラノスキー(2/3-6)に向かいます。 



        
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